日時:9月11日(土)午後2時半受付 午後3時から5時
場所:内観研修所(現:大和内観研修所 JR郡山駅徒歩4分・近鉄郡山駅徒歩7分)
費用:無料 ふうや内観研修所までお問合せ下さい(当日連絡OK)
電話:06-6323-7267 メール:info@fuya.jp
当日の瞑想のテーマ「内観による心身の調和」
・木村慧心先生『内観による心身の調和‐ストレスマネージメントの視点に立って‐』
(日本内観学会論文集 1998)
・吉本伊信先生『商道と内観』(内観への道 1977)
内観という一週間の過程
=過去にあって自分に加えられたストレスに対して如何に対処(マネージメント)したかを考察する過程
=IPS(完璧な行為を為しうる状態・ゾーン)の心理状態を目指す方法
内観者の心理構造(=人生という競技に取り組んできた態度を理解する)
逃げ(タンク)→怒り(アンガー)→過緊張(チョーク)→IPS(ゾーン)
1.逃げ(タンク)の内観者
この種の内観者は、内観前の生活においても、他に責任を転嫁しつつ生きるような生活を送ってきたことが類推される
→なぜ自らの行為の責任を取らねばならぬのか?をよく理解せねばならない
→ストレスを強く受ける状況から逃げると却って自分に不利な状況が生じる
→自分の行為から生じた結果を引き受ける生き方の方が、結果から逃げ回る生き方よりも、はるかに快適であることに気づかせる
2.怒り(アンガー)の内観者
「このようなことをやっていて何の効果があるのか?」
「反対に迷惑をかけられた事を調べてもよいではないか?」
「こんな事は自分はいつでもしている」
抗議の言葉によって面接者にその怒りがぶつけられてくる
→ストレスマネージメントの分野では○(逃げの心理よりも良い)
...内観に取り組む意欲がはるかに強い故に怒りの言葉が発せられるから
→深く掘り下げたい、何かの効果を得られたいけれども、
上手に自己分析の心を自己のコントロール下で制御できないので苛立っている
→面接者としては冷静であり続けるように努め、理性をよく働かせつつ、面接者の指導を信頼させるように努め、良き結果をと焦る内観者をゆっくりと導く必要。
→内観前の日常生活の中に於いても、同様に自制心を欠いた判断を自分がしがちであったかどうか、よく自分を調べ続ける必要がある。
3.過緊張(チョーク)の内観者
「もうこれ以上、自分の過去の姿を調べるのは苦しい」
「一刻でも早く家に帰って両親に詫びたい」
「犯した罪障を調べると、もう、居ても立ってもいられない」
内観中に自然と食欲も減退し、過度の緊張のあまり頭も冴え冴えとして夜間に眠れなくなる。(自然に生じてきた断眠断食状態)
→これは重要な試合に挑む直前にある競技者が、過度の緊張のあまりに食欲を感じなくなり、夜も眠れない状態になるのと同じ事である。
→この過緊張の心理状態に入った競技者や内観者は自分がそうした心身共に不自由な状態にあってもそこから抜け出す事が出来ない。むしろ、その息詰まりの状態を自覚すればするほど緊張度は更に高まるばかりである。
→その過度の緊張状態それ自体を恐れてしまい前二段階の状態に逆戻りすることで、こうした過緊張状態から脱出しようとするが、ストレスマネージメントでは×
IPS直前の心理状態(逃げの心理× 怒りの心理×)
4.IPS(ゾーン)の内観者
「行為の結果」に対する思いは消え失せていて、そこにあるのは唯、如何に行為を為し得るか、という「行為」それ自体に対する思いだけであり、「行為の結果」に対する思いだけである。(「人事を尽くしている」「結果への思いを放棄する」)
内観という自分調べの方法をただひたすら行い続け、その調べの結果によって自分が如何なる評価を受けようとも、また、面接者にいかなる印象を与えるといったことなど、一切それらに拘泥しなくなる内観者の態度と言える。
IPS状態にあり続ける内観者の場合も、自分が素晴らしく内観が出来ているとか、これでもう自分は悟りをえたといった、自分の状態に対する思いすら一切持ち合わせていないはずである。唯々、自らの言動を厳しく調べ続けているだけである。
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