残暑お見舞い申し上げます。

いつもお世話になっております。ふうや内観研修所の橋本です。

お盆が終わりましたね。そろそろ秋の気配が…、とは全く大阪にいると感じられません(苦笑)これから夏休みが始まりそうなぐらいの残暑です。

さて、今回は少し話題提供させていただきます。

7月の日本内観学会岡山大会でピッツバーグ大学のクラーク・チルソン先生と交流させていただきました。

その後、色々とクラークさんから自己発見の会に対しての激励のメールをいただきました。その際、臨床心理学第17巻第4号(金剛出版)にて、「内観療法と仏教」という記事を投稿したので、是非読んでほしいとのメールをいただきました。今回はそれを読ませていただいた印象記を書かせていただきます。

 

クラークさんによると、人間は生きている限り、苦しみがある。この苦しみの問題をどうするのか?というのは、仏教の長年のテーマでもあるが、実は臨床心理学でも同じであるのだ。それから、苦しみをいかに解消して、そこからどのように開放されるかについて、仏教と臨床心理学は同じであり、ほぼ同じ目的であるとのこと。そして、その方法の一つに、仏教では修行があるという。

欧米では90年代からマインドフルネス瞑想法が注目されて、心身の症状を改善する療法として広く実践されている。しかし、実は60年代から日本では内観療法という方法が既に注目されていて、その効果があったのですと。そして、最後に、マインドフルネス瞑想と内観は同じ仏教から生まれた瞑想的なセラピーであり、仏教の言葉で内観療法を説明することも可能だし、もっと幅が広がるはずであるとのことである。

内観療法は内心を観察することで「無常」と「無我」を悟る方法である。それによって、煩悩や我執、無明から解放されて、苦しみを解消できるとのことである。

私達のような凡人には悟りは無理だけど、気づいたり、目覚めたりすることは可能じゃないかと。内観はまさにその方法じゃないかと。内観の三項目を調べて行く中で、自分の中の認知の歪みみたいなものに気づき、「自己の過去の絶対性の解釈の揺るぎ(無常)」に目覚めるという。実は自分で自分を苦しめていたこと、自分はたくさんの人に見守られていて生かされていたことにも目覚めるという。それにより、様々な苦が無くなっていくという。その体験により、日常生活が変わっていくのである。(印象記終わり)

 

全文をご覧になりたい方は是非、臨床心理学第17巻第4号をご購入ください。

色々な心理療法が紹介されていてとても勉強になります。

詳細は下記です↓

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