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 内観とは

 

     内観とは、自分を客観的に見るための方法です。ふうや内観研修所(正面).jpg

内観を体験すると、自分で自分の心をコントロール出来るようになり、ありのままの自分や現実社会を肯定的に受け止められるようになります。

現在は内観療法として、医療分野や学校教育、企業の人材教育、メンタルトレーニング等という精神療法、心理療法としても活用されています。医師や臨床心理士などの専門家を中心に、日本内観学会、日本内観医学会で学術的研究が進められています。

 

自分に対する愛情への気づき周囲からの愛情を自分に取り込む作業

身体の栄養は食べ物です。では、心の栄養とはなんでしょうか。

心の栄養は『愛情』です。心は愛情によって育つのです。

愛情はまず母親から与えられて、そこから愛情が分かってきますと、自分の中から愛情が汲み取れるようになってきます。それが『自立』です。更に成熟してくると周りの人に分けられるようになってくるわけです。

内観は、愛情を自分の中に取り入れる作業です。

ごちそうが出てきても『要らない』と言ってしまえば栄養にはなりません。ちゃんと『いただきます』と言うから栄養になります。愛情も同じです。そして、『これが自分に向けられた愛情なのだ』と意識することが大切です。

 

内観は朝日新聞の天声人語でも紹介されています

友人の家で家族に面倒な問題が起きた。友人は苦しんだ。解決できぬ自分自身にも悩んだ。中年の彼は、意を決して、ある療法を家族に受けさせた。そして、全く同じ療法を自分も受けた。▼療法といっても、実は修養法だ。周囲をついたてで囲んだ、半畳の空間。そこに座り、三つの命題について考える。これまでに母親から何をしてもらったか、母親にどんな迷惑をかけたか、母親にどんなお返しをしたか、幼児のころからの出来事を事細かに思い出す。▼差し入れの食事。朝六時から夜九時まで、一週間をひたすら思い出す作業に過ごす。小学校一年生の時、二年の時と、必死で考える。忘れていたさまざまなことがいもづる式に思い出され、驚いたという。二時間ごとに指導者が来て「お調べになったことは」と内容をたずねる▼ひと通り母親との記憶をたどった後は、父親について同じ事をする。実は彼は精神科医である。一週間、寝かせたままにして世の中の不安と対決させる、という療法の指導をしたこともある。自分が修行を試みるのは初めてのことだった▼集中的に回顧するうち「自分がいろいろな人に支えられて生きていることが実感されてくる」。たいしたことはない男、と考えていた父親が、いかに多くの配慮をしてくれて、それで今日の自分が存在しているのかも見えてきた、という▼他人のことも思い出した。あの人にお礼の、あるいはおわびのあいさつに行かなければ、といった心境になった。静かな、一週間後、友人は心の平静さをとりもどし「感謝と積極的な気持ちを味わった」。この方法は「内観」とよばれるそうだ▼個人ではなく、国や民族にも「内観」が必要なときがある。だれに世話になったのか、だれに迷惑をかけたか...。古い枠組みが壊れた現在、未来に備えて、世界中が「内観」の季節を迎えている。

 

ふうや内観研修所 見取図

ふうや内観研修所見取図(2階・左が女性用、1階・右が男性用、研修室は個室になります)

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